CET、そして2k540って、ご存知でしょうか。
東京スカイツリー、アキバ、谷根千など以前と比べて話題も豊富になってきた、山手線の東側エリア。
このCET、2k540というのも、東側への注目が高まる中での1つの流れでしょうか。
前置きが長かったですね。
ではまずはCET。
Central East Tokyoの略です。
神田、馬喰町、馬喰横山、東日本橋、浅草橋、蔵前などに点在する
ギャラリー、カフェ、ショップ、イベントスペースなどの総称と捉えて良いでしょう。
このCETの店々、随分と広いエリアに点在しています。
しかもそれぞれが点で存在しているので、歩いて回るとエライ疲れるし、
しかもその店と店の間は特に繁華街じゃないのでつまらない。
これらを括ってCETなんて命名している辺りが
不動産業者の企みじゃないかなどと邪推する気持ちもあるのですが、
クリエイター主導の企画とのことです。
巡った感想としては、各ショップなりの面白さがあるのですが、
東京人がわざわざ“この街に”訪ねてくるには色々と課題があります。
ここは面白い。CET最大の見所アガタ竹澤ビル。
建物の入口や共用部分は怪しい感じですが・・・
中のお店はいい感じ!
アガタ竹澤ビル隣のフクモリは人気店だそうです。
ゾーニング(括るには範囲広すぎだし。)や、
キラーコンテンツの誘致(地元以外の人がわざわざ来る理由が。)
などなど、人が集まる仕掛けを再考する必要があるでしょう。
とはいえ裏原宿がかつてそうであったように、
こうした種が東京の街を変える力となることに期待し、注目したいです。
しかし新宿や表参道、渋谷、六本木に代官山などなど、
カルチャータウンとして名高い街々が何十年もの経緯があって成り立っていることを考えると、
CETが一般にまで認められる魅力的な街を作り出す力となるにはまだ時間が掛かりそうです。
続きまして、2k540。
こちらはJRの秋葉原駅と御徒町駅の間の使われていなかった高架下を活用し、クリエイターを集めたカルチャーゾーンにしようという試み。
アキオカアルチザンというJR東日本の取り組みです。
両駅の中間辺りある為に便が悪いこの場所は、
御徒町高架下の飲み屋も途切れて寂しくなる、エアポケットのような場所です。
そこに現在は皮職人やアーティスト、ジュエリーデザイナーのショップなど
4店舗のみ先行オープンしており、
一見まだ入ってはならないのではと思わせる陰な雰囲気を漂わせておりますが、
12月にはグッとエリアを拡大して第一期工区がオープンするようです。
こちらは早々に結果が出て面白そうです。
JRの後ろ盾、駅近(め)で1箇所に集中し、
高架下というサブカル臭のするロケーションが相まって、
この年末には話題としてちょっとした盛り上がりを見せる予感がします。
私はNYという街の息吹が大好きです。
NYでノリータ地区ってところに注目!とかFIGAROで取り上げられて、
勇み足でノリータを訪ねたら3~4件のブティックがあるだけで全然面白くなかった。
しかし年々盛り上がってきて、SOHOから連なる洒落たエリアに発展していった。
ウイリアムズバーグも、ミートパッキングマーケットもそう。
あの街のどこかで種が蒔かれ、それが広がっていく様を垣間見た。
東京でも裏原宿に始まり、中目黒や恵比寿、文化村の裏手など、
NY的な広がりが起こるようになった。
街が発展し、賃料が高くなったから、賃料が安い場所にムーブメントが流れるのがサブカルチャーの醍醐味。
ならば山手線の東側、通称セントラルイーストには、
あらゆる意味で注目すべきだし、そのポテンシャルは備えている。

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