2011年4月20日水曜日

僕達の元気、日本の元気③

日経Netの記事に、僕の気持ちを思う記事がありました。
全文の抜粋ですが、決して内容が湾曲する事はないと思うので、転記します。
そうなんだよね、憧れには人生を動かす力があるよね。
新たな憧れの社会を、日本が実現しよう。




三菱総研 小宮山理事長からの提言

(以下“自立する東北目指して、被災地を総合特区に”より抜粋)

 よりよい社会とは、サスティナブルな社会です。従来型のエネルギー、そして自然エネルギーを効率よく使い、きれいな山河や空とともに、いくつになっても学び続け、高齢化社会にあっても、だれもがいきいきと暮らせる社会です。昨年私が立ち上げた「プラチナ構想ネットワーク」は、まさにそれを目指しているものです。

 日本は課題先進国です。高齢化、地域格差などの課題を抱えてきました。つまり、それは裏返せば課題解決先進国になり得るわけです。日本がこれまで誇ってきたモノづくりの強さと、新しいプラチナ社会の考え方が結びつけば、必ずやそれは実現します。そして、高齢化などの問題は、米国でも中国でもいずれ直面する問題なのです。

 今のままのモノづくりをしては、新興国に追いつかれるのは時間の問題です。なぜなら彼らの方が人件費は安いからです。彼らが、日本とほぼ同じか、少しだけ品質が劣るものを作るようになった時、新興国の方が人件費が大幅に安ければ、日本は立場を失います。それは、日本がこれまで欧米の先進国を追い越してきた過程でも実証されている現象です。

 しかし、新興国が得意なのは模倣です。今の社会の仕組みで求められるモノづくりだけです。高齢化や遠隔医療などに取り組む製品は、実際にそういう環境を持った国でしか開発できないのです。

 日本は、この地震と津波、そして原発事故を機に、プラチナ社会への転換を計れば、世界の覇権を取ることも可能です。 今、世界各国は、未曾有の大災害と人類が経験したことのない事故に襲われた日本に注目しています。

 かつて世界の中心は、エジプトにありました。それが唐へ移り、スペイン、英国と移って、それが米国へたどり着き、現在はそれが何とか続いている状態です。

 次の中心はどこなのか。

 中国だという人がいます。しかし、私はそうは思いません。なぜかといえば、これまで中心となり得た国は、豊かであるのと同時に、文明も進んでいたからです。

 私が留学していた時の米国は、世界中の憧れの象徴でした。走るカーペットと呼ばれる大型車が、ハイウェイを走り、年収7000ドル程度の私の家にも、冬でも湯気の立つ温水プールがありました。

 では今、中国へ行って何が見られるでしょうか。将来を感じさせるようなものはあるでしょうか。時代の最先端を行くクリエイティブな人々は、中国を目指すでしょうか。

 市場は大きいですから、ビジネスには行くかも知れません。でも、それまでです。

 人々は、そして世界の中心は、人類がこの先に目指すべきものを実現しようとしている国に流れていきます。私は、それがプラチナ社会を世界に先んじて実現している、そう遠くない将来の日本の姿だと考えています。